株式会社Dr.健康経営 代表取締役 鈴木 健太

株式会社Dr.健康経営 代表取締役 鈴木 健太

産業医業界に革命を起こす。驚異的成長を遂げる若手社長にインタビュー!     

医療専門性にもとづき、働くを元気に。をポリシーに、働く人と人財としての企業組織を支援し、日本中の企業の発展に貢献している。

鈴木 健太(すずき けんた)社長


独立されたきっかけは?

社会課題の解決と、もう一つは純粋に事業がしたかったということですね。

独立したモチベーションとしてはその二つです。

元々、私自身が医師免許を持っていますので

「産業医市場って全然駄目じゃないか」と思い、

自分がいちプレイヤーとして大きい企業を10社、20社担当したらそこの企業はいいと思うんですが、何十万社とあるので結局、目の前の範囲でしか対応できないんです。

そうなってくると、狭く深く価値提供していくというよりはもう少しインパクトを与えられる事を

個人的にはやりたいなと思ったので

プレイヤーはやめようと決意し、育てる、または供給する側としてやることにしました。

医者として働いていた時期はありますか?

最初の2年間だけです。

医学部が6年間ありまして、そのうち2年間は病院で研修をするんですね。仕事として、ほぼみんなやって、そこから多くの場合はそれぞれの専門に進んでいくんです。

僕は産業医っていう専門に進んではいるんですけども、それと同時に会社を立ち上げました。

お客様はどのように探していますか?

「こうなったらいいな」っていう何となくだけがあったけれど、それをどう落とし込んだり、誰に伝えていくかって事はやったことがなかったので全く分かりませんでした。

何となく色んな会に出てみたりすると、良いねと反応する業種が見えてくる、本当に手探りで…人に会って手探りということをひたすらずっと2018年はやりましたね。

結論的にはアライアンス営業でずっと顧客は獲得していました。

親和性の高い業種では、サービスを提供するなかでの困り事の相談を受けた場合、

「僕はできないけども知り合いで提携先がありますよ」と、自社のポジションを持っていく、代理店に近い形ですね。

親和性の高い業種っていうのを人に会っていく中で見極めて、ここだなというのをいくつか見えているので、そこをリスト化していけば当たるんです。そこでアライアンス先を一気に増やして定期的にご紹介を頂くというのが現在までのやり方ですが、2018年は手探りで2019年からご紹介を頂けるようになりました。

今後のビジョンを教えてください。

企業で働く人の離職予防、生産性向上です。

すごく大きな社会課題でいくと日本の人口が減っている、就労人口が減っている中では、人数増やすか、一人当たりのパフォーマンスを上げるしか方法は無いんです。

あくまでもヘルスケアの切り口でのサポートになるので、就労人口を増やすというと「60過ぎても元気に働けるから働いて」という形か、離職したり、メンタルだったりで辞めちゃうような人を減らして数をキープしていきたいんです。

そして、一人当たりのパフォーマンスを上げてもらうためには健康上、メンタル上の何かっていうのは無く仕事に邁進してもらうことが重要なので、その為のサポートに繋げていきたいですね。

分かりやすく言うと離職予防、生産性向上がキーワードですね。メンタル面での問題を解決するのに、今は産業医というプロダクトでアプローチしているんですけど、産業医の仕事で全部解決出来るわけではありません。総合的にサポートしていけるように、例えば、メンタル状況を可視化するようなサーベイとか。法律的なところから1個抜けてメンタルケアをどうしていくかを考え、相談窓口だとかそういうようなところも付随して作っていくイメージですね。

一旦は創業のきっかけである

【産業医業界を改革する】という目標において、一点突破する予定ではあります。


鈴木社長の簡潔に話す姿と、目の奥にある確固たる意思は今後業界をさらに変えていく予感がした。